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最近開催したイベント一覧

イベント 当研究会では農産物流通技術に関する最新のトピックを取り上げ、年2回研究例会を開催しています。

2018年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2017年11月21日(火)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『食品ロスの現状と削減対策』

1.食品ロスをめぐる事情 (農林水産省 食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室 室長 河合亮子 氏)
2.世界の食品産業における食品ロス対策 (愛知工業大学 経営学部 教授 小林富雄 氏)
3.小売における食品ロスと削減対策 ((公財)流通経済研究所 主任研究員 加藤弘之 氏)
4.生鮮青果物のロス削減につながる輸送・包装技術 (農研機構 食品研究部門 主任研究員 北澤裕明 氏)
5.総合討論 (司会:長谷川美典)

 世界の生産量の3分の1にあたる約13億tの食料が毎年廃棄されている。 我が国では、事業系・家庭系の食品由来廃棄物等は約2775万tで、このうち可食部分と考えられる量は621万tと推計されている。 このことは、食料自給率が38%(カロリーベース)であり、約60%の食料を海外に依存している我が国では緊急の課題である。 このような中で、農林水産省では食品リサイクル法に基づく基本方針を策定し、官民を挙げて食品ロスを削減する必要性を謳っており、生鮮食品のロス削減への貢献が期待される技術開発も進んでいる。
 そこで、本シンポジウムでは、我が国における食品ロスの現状と政策、海外を含む食品産業界と小売りにおける食品ロスの現状と課題、削減のための取組、青果物のロス削減技術の展開などを講演いただき食品ロスについて理解を深める。 その後、総合討論において、これらの課題を技術的に解決するための方策について議論した。

河合亮子 氏 小林富雄 氏 加藤弘之 氏 北澤裕明 氏
河合亮子 氏 小林富雄 氏 加藤弘之 氏 北澤裕明 氏

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第8回研究発表会

【開催日】2017年11月21日(火)
【会場】科学技術館 第一会議室
【発表方法】ショートプレゼン(発表5分/質疑5分)、ポスター発表(50分)

2017-01 [2017-01] 乾燥方法がシイタケの機能性成分含有量に及ぼす影響
 ○野口有里紗(東京農大)
2017-02 [2017-02] 神奈川県産ウンシュウミカンの機能性成分含有量の調査
 ○吉田実花、曽我綾香、聖代橋史佳、吉田 誠(神奈川農技セ)
2017-03 [2017-03] 高濃度二酸化炭素処理によるラズベリー果実の暗色化抑制
 ○木村一貴、馬場 正、山口正己(東京農大)
2017-04 [2017-04] ガス化したアリルイソチオシアネートの短時間処理によるカットキャベツの褐変抑制
 ○平良圭祐、髙田優紀、高畑 健、馬場 正、山口正己(東京農大)、岡部繭子(信州大)

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第49回 研修視察

【開催日】2017年 9月26日(火)
【テーマ】「東北復興支援と農産物の生産・流通」
-宮城県農園研・田所食品、GRA植物工場の視察-

 東日本大震災からの復興に向けて多方面で様々な取組がなされています。 農林水産省では「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」を実施して、全国の先端技術を集結し復興支援のための技術開発、導入を行っています。 そこで、最終年を迎える事業の成果を視察し、復興の現状を視察するとともに、農産物流通の立場から何ができるかを考える機会とするため本研修視察を企画しました。
 今回の研修視察では、①宮城県農業・園芸総合研究所、②田所食品(株)、③(株)GRAの3施設を訪問し、視察しました。

宮城県農業・園芸総合研究所 田所食品 GRA
[宮城県農業・園芸総合研究所]
震災復興の先端プロ成果の展示模型。全国の研究成果を結集し復興支援にあたっています。
[田所食品(株)]
震災で津波被害にあったジュース加工会社。加工用ブドウの栽培から生食用ブドウの栽培を開始し、根域制限栽培でシャインマスカットの栽培にトライしています。
[(株)GRA]
先端プロの植物工場事業に参加。大規模温室に先端技術を活用し、イチゴ、トマト栽培に取り組んでいます。

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第130回 研究例会

【開催日】2018年 5月22日 (火)
【会 場】科学技術館 第三会議室 (東京都千代田区北の丸公園2番1号)
【テーマ】 「鮮度」の新定義と高鮮度実現のための課題

 種々の調査結果で、「鮮度」は、消費者が青果物を購入する際に重要視する項目であることが示されている。 一方で、鮮度に関しては、関係学会等で長年にわたり議論されているものの、その定義は確定しておらず、主観的な尺度で判断されたり、成分含有量の初期値からの減少で表されたりしているのが現状である。 このように「鮮度」の定義は曖昧である。
 そこで、本研究例会では、先端の研究事例や野菜加工の現場での事例などを講演いただき、「鮮度」とは何かを学術的・実用的な観点から議論し、客観的な「鮮度指 標」や農産物流通の現場で求められる鮮度保持を再考する機会とした。 当日は参加者の皆様も含めて、農産物流通における「鮮度」について議論を深めた。

【演題・講演者】
1.鮮度とは / 中野浩平 氏(岐阜大学大学院 連合農学研究科)
2.遺伝子発現で鮮度を測る / 永田雅靖 氏(農研機構 食品研究部門)
3.鮮度管理へのOmics 技術の利用可能性 / 椎名武夫 氏(千葉大学大学院 園芸学研究科)
4.野菜加工事業から見た鮮度 / 藤本幸佳 氏((株)グリーンメッセージ)
総合討論

中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏
中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏

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