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過去のシンポジウム

当研究会では、総会開催時に記念シンポジウムを開催しています。

2023年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2022年12月7日 (水)
【会場】科学技術館 第三会議室
【テーマ】『最先端研究から農産物流通の未来を占う』

1.スマートフードチェーンプラットフォームの開発と展望
     慶應義塾大学環境情報学部 教授 神成淳司 氏
2.フードロス削減とQoL向上を同時に実現する革新的な食ソリューションの開発
     筑波大学生命環境系 特命教授 中嶋光敏 氏
3.多元的ストレス応答に基づく青果物鮮度の定義と評価・制御技術の開発
     岐阜大学大学院連合農学研究科 教授 中野浩平 氏
4.総合討論(司会:会長 長谷川美典)

 社会システムの変革期を迎えており、新たな社会システムに対応した農産物流通のビジョンが求められている。 そこで、関係の深い分野における最先端研究から、農産物流通の将来を考える機会とするため、本シンポジウムを企画した。 内閣府が所管する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP2)」の「スマートバイオ産業・農業基盤技術」におけるスマートフードチェーンプラットフォームの開発と展望、同じく内閣府のムーンショット型研究開発制度から、ムーンショット目標5「フードロス削減とQoL向上を同時に実現する革新的な食ソリューションの開発」、さらに科研費基盤研究(A)から「多元的ストレス応答に基づく青果物鮮度の定義と評価・制御技術の開発」について、研究の目標や進捗状況についてご報告頂き、総合討論において将来を展望して農産物流通の未来を占う機会とした。
 当日は対面方式に加えて、Zoomによるリアルタイム配信(会員限定)も実施した。

神成淳司 氏 中嶋光敏 氏 中野浩平 氏
神成淳司 氏 中嶋光敏 氏 中野浩平 氏

2022年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2021年12月2日 (木)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『みどりの食料システム戦略と有機農業・有機食品』

1.みどりの食料システム戦略と有機農業
     農林水産省農産局農業環境対策課 課長補佐 嶋田光雄 氏
2.21世紀後半を見すえた有機農業の可能性と課題
     あしたを拓く有機農業塾 塾長 涌井義郎 氏
3.有機食品の検査認証制度
     (独)農林水産消費安全技術センター規格検査部商品調査課 主任調査官 後藤裕二 氏
4.有機農業が農産物の品質に及ぼす影響 ~論文サーベイランス~
     千葉大学大学院園芸学研究科 教授 椎名武夫 氏
5.総合討論(司会:会長 長谷川美典)

 食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する新たな政策方針として、2021年5月12日に「みどりの食料システム戦略」が策定された。 その中で、先進諸国に比べて大きく後れを取っている有機農業については、2050年までに耕地面積に占める割合を25%、100万haへと大幅に拡大する方針が示された。 農産物流通技術研究会では、(公財)飯島藤十郎記念食品科学振興財団からの2019年度特定課題研究助成「有機農産物の品質に関する学術論文の網羅的レビュー」により、文献に基づき国内外の有機農業と青果物・ハーブの品質について調査した。
 本シンポジウムでは、「みどりの食料システム戦略」の概要、有機農業の可能性と課題、その検査認証制度の現状、調査事業から見えた有機農業・有機農産物の課題について講演をいただき、2050年を見すえたわが国における有機農業と有機農産物の生産・流通を考える機会とした。

嶋田光雄 氏 涌井義郎 氏 後藤裕二 氏 椎名武夫 氏
嶋田光雄 氏 涌井義郎 氏 後藤裕二 氏 椎名武夫 氏

2021年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2020年12月8日(火)
【会場】科学技術館 第三会議室
【テーマ】『With/Postコロナにおける農産物流通に係る諸課題と将来展望』

1.コロナ禍における青果物流通の変化と展望 (中央大学 木立真直 氏)
2.農産物の物流上の課題と展望 (千葉大学 椎名武夫 氏)
3.農産物の健康機能性の表示に関する現状と展望 (野菜で健康研究所 中田光彦 氏)
4.総合討論

木立真直 氏 椎名武夫 氏 中田光彦 氏(オンライン参加)
木立真直 氏 椎名武夫 氏 中田光彦 氏(オンライン参加)

2020年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2019年11月29日(金)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『青果物国内市場活性化のための新たな戦略の構築』

1.これからの青果物マーケティング (農研機構 河野恵伸 氏)
2.静岡県産ミカンのブランド化戦略について (静岡県農林技術研究所果樹研究センター 中嶌輝子 氏)
3.世界に市場を広げるゼスプリの販売戦略 (ゼスプリ インターナショナル ジャパン(株) 佐藤真史 氏)
4.消費者の購買意欲を高める流通販売戦略-量販店青果バイヤー経験者の視点で- ((株)創風土 代田 実 氏)
5.総合討論

 青果物はビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、健康に寄与できる食材である。 健康志向が高まっている今日、その需要の増大が期待されるところであるが、国民一人当たりの青果物の消費量は低下傾向が続いている。 さらに、将来的には人口減少に加えて、比較的消費量の多い世代の高齢化などのために、国内市場のさらなる縮小が懸念される。 また、築地市場の豊洲市場への移転に象徴されるように、卸売市場における取引は大きく変化している。 生食用果実においても卸売市場を経由する割合は年々減少傾向で推移し、全体の約6割となっている。 さらに、卸売市場での果実の取引方法も、せり取引が減少し、全体の約9割が相対取引となっている。市場外流通やJA大型直売所も増加し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの店舗数が伸びてきた結果、果実小売業の店舗数は平成14~24年の10年間で半減している。
 そこで、本シンポジウムでは、青果物マーケティングの将来像を見据え、青果物産地のブランド化による販売戦略、世界に市場を拡大する販売戦略、消費者の購買意欲を高める流通販売戦略について議論し、国内青果物市場活性化のための戦略について考え、農産物流通の今後の展望について議論を行った。

河野恵伸 氏 中嶌輝子 氏 佐藤真史 氏 代田 実 氏
河野恵伸 氏 中嶌輝子 氏 佐藤真史 氏 代田 実 氏

2019年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2018年11月27日(火)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『農産物流通の今日的課題と展望』

1.卸売市場法の改正と農産物流通 (東京聖栄大学 藤島廣二 氏)
2.業務用需要対応における課題と展望 (農林水産政策研究所 小林茂典 氏)
3.直売所の役割と展望 (JA全中 山本雅之 氏)
4.農産物輸出の現状と展望 (農研機構 長谷川美典 氏)
5.総合討論 (司会:馬場 正)

 東京都中央卸売市場の一つ、日本の台所といわれた築地市場が豊洲市場へ移転した。 築地市場は、老朽化もさることながら、コールドチェーンの実現や、衛生管理の実践・普及への対応も不十分であった。 卸売市場における取引も大きく変化しており、市場外流通やJA大型直売所も増加している。 農林水産省は、このような流通構造の変化を踏まえ、卸売市場法・食品流通構造改善促進法の一部改正を実施した。 その中で、今後も卸売市場を食品流通の核としつつ、卸売市場を含めた食品流通の合理化と生鮮食料等の公正な取引環境の確保を促進することにより、生産者の所得の向上と消費者ニーズへの的確な対応を図るとしている。 変化する国内の農産物流通とともに、農産物の輸出の取り組みが盛んに進められている。 政府は2019年度に農林水産物・食品の輸出額1兆円を目標に掲げており、2017年度は8,000億円を越えたものの、目標達成の正念場を迎えている。
 そこで、本シンポジウムでは、卸売市場法、業務用野菜需要、直売所、農産物輸出に関するご講演を頂き、農産物流通の現在の問題点を整理し、今後の展望について議論した。

藤島廣二 氏 小林茂典 氏 山本雅之 氏 長谷川美典 氏
藤島廣二 氏 小林茂典 氏 山本雅之 氏 長谷川美典 氏

2018年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2017年11月21日(火)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『食品ロスの現状と削減対策』

1.食品ロスをめぐる事情 (農林水産省 食料産業局 河合亮子 氏)
2.世界の食品産業における食品ロス対策 (愛知工業大学 小林富雄 氏)
3.小売における食品ロスと削減対策 ((公財)流通経済研究所 加藤弘之 氏)
4.生鮮青果物のロス削減につながる輸送・包装技術 (農研機構 食品研究部門 北澤裕明 氏)
5.総合討論 (司会:長谷川美典)

 世界の生産量の3分の1にあたる約13億tの食料が毎年廃棄されている。 我が国では、事業系・家庭系の食品由来廃棄物等は約2775万tで、このうち可食部分と考えられる量は621万tと推計されている。 このことは、食料自給率が38%(カロリーベース)であり、約60%の食料を海外に依存している我が国では緊急の課題である。 このような中で、農林水産省では食品リサイクル法に基づく基本方針を策定し、官民を挙げて食品ロスを削減する必要性を謳っており、生鮮食品のロス削減への貢献が期待される技術開発も進んでいる。
 そこで、本シンポジウムでは、我が国における食品ロスの現状と政策、海外を含む食品産業界と小売りにおける食品ロスの現状と課題、削減のための取組、青果物のロス削減技術の展開などを講演いただき食品ロスについて理解を深める。 その後、総合討論において、これらの課題を技術的に解決するための方策について議論を行った。

河合亮子 氏 小林富雄 氏 加藤弘之 氏 北澤裕明 氏
河合亮子 氏 小林富雄 氏 加藤弘之 氏 北澤裕明 氏

2017年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2016年11月25日(金)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『業務用野菜の安定供給技術』

1.実需者が求める技術開発 ((株)彩喜 木村幸雄 氏)
2.流通施設業界が求める研究開発 (シブヤ精機(株) 山崎幸八郎 氏)
3.野菜用自動収穫機の開発動向 (農研機構 革新工学センター 塚本茂善 氏)
4.青果物の長期貯蔵技術の現状と課題 (千葉大学 椎名武夫 氏)
5.総合討論

 近年、生鮮食品の購入が減少しており、これは生活スタイルの変化による食の外部化が進展したことに起因する。 野菜類においても、生鮮野菜の購入よりもサラダ等の加工・調理済み食品の購入が増加しており、野菜需要のうち加工・業務用需要の割合は全体の6割程度にも及ぶ。 増加する加工・業務用需要に対応するため、生産・流通体制の整備を図ることが緊要の課題となっている。 定時・定量・定品質が求められる加工・業務用野菜の生産流通に係る課題としては、生産者、食品製造業者の双方における不安解消、特に加工・業務用ならではの売価設定(再生産可能な範囲での低コスト化の追求)への対応などがある。
 そこで、本シンポジウムでは、これらの課題を技術的に解決するための方策について議論した。 まず、実需者が求める技術開発と流通業界が求める技術開発についてご講演いただき、その後、開発担当者から研究・技術開発の現状をご講演いただいた。 最後に、業務用野菜の安定供給のためのあるべき姿について、 総合討論を行った。

木村幸雄 氏 山崎幸八郎 氏 塚本茂善 氏 椎名武夫 氏
木村幸雄 氏 山崎幸八郎 氏 塚本茂善 氏 椎名武夫 氏

2016年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2015年11月30日(月)
【会場】(公財)東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎
【テーマ】『食品の新たな機能性表示食品制度施行後の展開』

1.新たな機能性表示食品制度の概要と施行後の対応 (農林水産省 農林水産技術会議事務局 髙橋仁志 氏)
2.食品健康機能性に関するシステマティックレビュー ((公財)日本健康・栄養食品協会 加藤 博 氏)
3.機能性表示食品の実例「温州ミカン」 (農研機構 果樹研究所 杉浦 実 氏)
4.機能性表示食品の実例「大豆もやし」 ((株)サラダコスモ 中田光彦 氏)
5.総合討論

 2015年4月1日に食品表示法が施行された。 食品を摂取する際の安全性及び一般消費者の自主的かつ合理的な食品選択の機会を確保するため、食品衛生法、JAS法及び健康増進法の食品表示に関する規定を統合して包括的かつ一元的な制度として創設されたもの。 この中で、「機能性表示食品」制度が始まった。 これまでの機能性表示は、国が個別に許可した特定保健用食品と国の規格基準に適合した栄養機能食品に限られていた。 「機能性表示食品」制度では、生鮮食品を含めすべての食品を対象として、国が定めたルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁に届ければ、機能性を表示できることとなった。 これにより、機能性を分かりやすく表示した商品の選択肢を増やし、消費者が正しい情報を得て選択できるようにしようというもの。
 そこで、本シンポジウムでは食品表示法施行後の「機能性表示食品」制度の概要と状況を把握し、科学的根拠とはどのようなものか、また実際に生鮮食品で届出が受理された「機能性表示食品」の例を講演いただき、本制度の今後の農産物流通への応用展開について議論を行った。

髙橋仁志 氏 加藤 博 氏 杉浦 実 氏 中田光彦 氏
髙橋仁志 氏 加藤 博 氏 杉浦 実 氏 中田光彦 氏

2015年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2014年11月25日(火)
【会場】南青山会館 3・4号会議室
【テーマ】『新たな表示制度を活用した農林水産業と産地の活性化』

1.食品の新たな機能性表示制度と食品機能性研究の最前線 (農研機構 食品総合研究所 大谷敏郎 氏)
2.果実の機能性表示に向けた先進的な取組 (果樹試験研究推進協議会 矢野昌充 氏)
3.地域団体商標制度とその活用 (特許庁 二上澄恵 氏)
4.地理的表示法と地域ブランド化 (農林水産政策研究所 内藤恵久 氏)
5.総合討論

 2014年、デフレからの脱却を目指した国内の諸施策の中で、TPPへの参加交渉、減反政策見直しの打ち出しなど、農業施策にも大きな変化が現れてきた。 規制緩和策として農産物の機能性表示が認められるようになり、また、地方創生のための「地域ブランド」表示の推進や、新たな地理的表示などによる地域の活性化が図られようとしている。
 そこで、2015年度の農産物流通技術研究会の総会記念シンポジウムでは、これからの農業や地域を活性化していくためにこれらの施策をどのように利用するのか、また、地域活性化のために農産物流通の果たす役割などについて、4名の専門家をお招きして、表示制度の内容や有効な利用法について話を伺い、議論を行った。

大谷敏郎 氏 矢野昌充 氏 二上澄恵 氏 内藤恵久 氏
大谷敏郎 氏 矢野昌充 氏 二上澄恵 氏 内藤恵久 氏

2014年度 総会記念シンポジウム

【日時】2013年12月6日(金) 13:40~16:50
【会場】科学技術館 第1会議室
【テーマ】『アグリミクス』-農業の活力を取り戻せ-

1.六次産業の経営戦略と地域再編 (千葉大学 斎藤 修 氏)
2.加工業務用青果物産地の育成と物流効率化 (JA鹿追町 今田伸二 氏)
3.新規需要開拓によるカンキツ産業の活性化 (果樹試験研究推進協議会 矢野昌充 氏)
4.国際的な視野に基づく食品クラスター形成
  -オランダ・韓国の事例を参考に- (みずほ総合研究所 堀 千珠 氏)
5.総合討論

2013年度 総会記念シンポジウム

【日時】2012年11月30日(金) 13:30~17:00
【会場】南青山会館 3・4号会議室
【テーマ】「農産物流通の新しい潮流 -農産物流通とICTのコラボ戦略とは-」

1.農産物流通とICT技術(総論) (農林水産省 中谷康則 氏)
2.IT技術を活用した農産物品質保証 (日本電気(株) 石山 塁 氏)
3.農業分野におけるモバイル活用について ((株)NTTドコモ 五十嵐 聡 氏)
4.農業生産現場でのスマートフォンアプリ活用事例 ((一社)千葉IT経営センター 堀 明人 氏)

2012年度 総会記念シンポジウム

【日時】2011年11月30日
【テーマ】「3.11後の農産物流通 -東日本大震災の影響をどう乗り越えるか-」

1.東日本大震災による農産物流通への影響 (東京農業大学 藤島廣二 氏)
2.放射性物質の食品健康影響評価 (内閣府 食品安全委員会 中島 隆 氏)
3.原子力発電所事故による福島県産青果物への影響と産地の取組みについて (JA全農福島 東瀬英治 氏)
4.消費者が求める安全な農産物 ((社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 大石美奈子 氏)

2011年度 総会記念シンポジウム

【日時】2010年11月18日
【テーマ】2020年の青果物生産と流通を大胆予測

1.2020年の青果物の需要予測 (東京農業大学 藤島廣二 氏)
2.2020年の青果物の生産予測 (農林水産省 菱沼義久 氏)
3.2020年の消費者が求める青果物 (東京青果(株) 大竹一平 氏)

2010年度 総会記念シンポジウム

【日時】2009年11月24日
【テーマ】農産物の新たなバリューチェーン(VC)の構築 -消費者へ価値をどう提供するか-

1.供給過剰化の中での日本農業の維持・発展方策 -バリューチェーン化の推進- (東京農業大学 藤島廣二 氏)
2.高品質・高機能農産物をどう提供するか (宮城大学 津志田藤二郎 氏)
3.農商工連携成功事例に学ぶ新たな農産物VC (中小企業基盤整備機構 長澤多加生 氏)

2009年度 総会記念シンポジウム

【日時】2008年11月20日
【テーマ】検証“光センサ”-光センサは何をもたらしたか-

1.非破壊センサは何を可能としたのか? (農研機構 食品総合研究所 河野澄夫 氏)
2.光センサで産地がどう変わったか (和歌山県農林水産総合技術センター 宮本久美 氏)
3.光センサで流通販売がどう変わったか (JA全農青果センター(株) 古越三千男 氏)
4.選果機業界の今後の展望 (静岡シブヤ精機(株) 春日康之 氏)

2008年度 総会記念シンポジウム

【日時】2007年11月14日
【テーマ】これからの卸売市場流通に期待される機能

基調講演:卸売市場流通の変容と卸売市場の機能強化の方向 (東京農業大学 藤島廣二 氏)

各論:卸売市場の現状と今後の課題
1.卸売市場の高機能化の現状と今後の課題 (横浜丸中青果(株) 増島昭雄 氏)
2.卸売市場流通と物流の効率化 (農研機構 食品総合研究所 椎名武夫 氏)
3.卸売市場における廃棄物対策 (アイビーエー研究所 伊庭慶昭 氏)

2007年度 総会記念シンポジウム

【日時】2006年11月21日
【テーマ】『攻めの農政』 に対応した農産物流通技術の新たな展開

基調講演:社会経済構造変化と食品流通システムの展望 ((社)農林水産先端技術産業振興センター 岩元睦夫 氏)

1.パネルディスカッション (コーディネーター:東京農業大学 藤島廣二 氏)
2.パネルスピーチ
 1)「攻めの農政」における野菜政策の展開方向 (農林水産省 高橋貴輿嗣 氏)
 2)卸・小売システムが求める流通技術は何か? (コープネット事業連合 佐藤和男 氏)
 3)流通技術はどう変わるべきか? (東京農業大学 真子正史 氏)

2006年度 総会記念シンポジウム

【日時】2005年11月25日
【テーマ】新市場法下の卸売市場流通戦略のあり方

1.卸売市場はどのように集荷し、どのように販売するか (東京農業大学 藤島廣二 氏)
2.産地の出荷・販売はどうあるべきか (日本農業新聞 小暮宣文 氏)
3.物流効率化をどのように進めるか (JFEエンジニアリング(株) 菱沼英輔 氏)

2005年度 総会記念シンポジウム

【日時】2004年11月18日
【テーマ】食品表示を支える最新分析・鑑別技術

1.食品表示の最新動向 (農林水産省 金山武史 氏)
2.有機栽培/化学肥料栽培の判別技術 (農林水産技術会議事務局 中野明正 氏)
3.ネギの産地判別技術 ((独)農林水産消費技術センター 有山薫 氏)
4.コメのDNA品種・産地判別技術及びその食味評価への展開 ((独)食品総合研究所 大坪研一 氏)

2004年度 総会記念シンポジウム

【日時】2003年11月28日
【テーマ】農産物の安心・安全への新しい展開

1.食品安全委員会の役割と食品安全に関する国内外の動き (内閣府 食品安全委員会 一色賢司 氏)
2.農薬問題への新しい対応 -農薬取締法の改正について- (農林水産省 角田幸司 氏)
3.野菜の生産流通における衛生管理技術の構築 -野菜衛生管理技術構築事業について- ((独)食品総合研究所 椎名武夫 氏)

2003年度 総会記念シンポジウム

【日時】2002年11月29日
【テーマ】食の安心・安全を確保するために -食品・農産物のリスクアナリシス-

1.これからの食品・農林行政の方向 (農林水産省 古畑徹 氏)
2.食品の安全性とリスクアナリシス ((独)食品総合研究所 山田有紀子 氏)
3.安心・安全を支える技術開発の動向 ((独)農業技術研究機構 野菜茶業研究所 山下市二 氏)

2002年度 総会記念シンポジウム

【日時】2001年11月20日
【テーマ】青果物の新たな商流・物流を探る

1.青果物の新たな商流・物流の方向 ((独)農業技術研究機構 中央農業研究センター 佐藤和憲 氏)
2.生協における組合員ニーズに対応した青果物供給 (生活協同組合 コープとうきょう 深澤米男 氏)
3.物流センター設置による青果物仕入れと販売 (イオン(株) 高橋博 氏)

2001年度 総会記念シンポジウム

【日時】2000年11月20日
【テーマ】青果物のおいしさの数値化は可能か

1.総論と装置開発の立場から ((株)果実非破壊品質研究所 前田弘 氏)
2.化学成分の世界から (千葉県農業試験場 宮崎丈史 氏)
3.物理性から切る (農林水産省 果樹試験場 村松昇 氏)
4.人間はうまさをどう感じるか (神奈川県農業総合研究所 吉田誠 氏)