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最近のイベント一覧

イベント 当研究会では農産物流通技術に関する最新のトピックを取り上げ、年2回研究例会を開催しています。

第15回研究発表会

【開催日】2024年12月16日 (月)
【会場】スクエア荏原 大会議室
【発表形式】口頭発表(発表12分以内、質疑を含めて15分)

2024-01 [2023-01] UV-LEDと白色LED照射がカイワレダイコンの機能性成分含量に及ぼす影響
○野口有里紗・有澤優太(東京農業大学農学部)
2024-02 [2023-02] 種苗の販売元および栽培環境の相違が下仁田ネギの生育に及ぼす影響
○佐々木英慈1・中沢慧哉1・橋田庸一1・廣瀬竜郎1・岡部繭子1,2
1高崎健康福祉大学農学部、2高崎健康福祉大学大学院農学研究科)
2024-03 [2023-03] 路面性状が青果物輸送時のトラック荷台振動に及ぼす影響
○壽 菜子1・椎名武夫2
1千葉大学大学院園芸学研究科、2千葉大学園芸学研究院)
2024-04 [2023-04] モモ輸出時の損傷低減手法の検証
○中村宣貴(農研機構 食品研究部門)

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2025年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2024年12月16日 (月)
【会場】スクエア荏原 大会議室
【テーマ】『輸出額5兆円を見据えた農産物輸出の現状と今後の展望』

【演題・講演者】
1.農産物輸出の現状と課題 / 望月光顕 氏 氏(農林水産省輸出・国際局輸出支援課 課長)
2.青果物の海上輸出を実現するための品質保持技術/ 兼田朋子 氏(宮城大学 食産業学群 准教授)
3.青果物輸出を支援する品目カルテと産地広域連携輸出システム概要 /
          中浦秀晃 氏(NECソリューションイノベータ(株) シニアプロフェッショナル)
4.輸出業者から見た農産物輸出時の技術的要求 / 木下翔子 氏((株)世界市場 品質管理責任者)
5.総合討論

望月光顕 氏 兼田朋子 氏 中浦秀晃 氏 木下翔子 氏
望月光顕 氏 兼田朋子 氏 中浦秀晃 氏 木下翔子 氏

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第131回 研究例会

【開催日】2024年9月4日 (水)
【会 場】科学技術館 第三会議室 (東京都千代田区北の丸公園2番1号)
【テーマ】LED・紫外線利用の最新動向

 2014年に日本人研究者3名にノーベル物理学賞をもたらした青色LEDの開発により、LEDの用途は格段に大きな広がりを見せている。 最近では、紫外線LEDも開発されており、さらなる用途拡大が期待されている。 一方、紫外線は、従来の殺菌を目的としたもの以外に、青果物の品質維持への利用などについても研究が行われており、その実用化が期待される。
 そこで、本研究例会では、LED開発の最前線、植物工場におけるLED利用、紫外線の青果物の品質制御への利用研究、新たな波長利用を含む殺菌分野での紫外線利用について最新の研究開発の成果を講演いただき、LEDと紫外線利用の最新動向を理解する機会とした。 当日は参加者の皆様も含めて、LEDと紫外線の農産物の生産から流通に至るまで、広範な利用について議論を深めた。

【演題・講演者】
1.「LED開発の最前線」 / 藤川康夫 氏(日亜化学工業(株) 横浜研究所)
2.「植物工場における品質向上に向けたLEDの利用」 / 後藤英司 氏(千葉大学 大学院園芸学研究院)
3.「収穫後品質保持のための紫外線の利用」 / 山内直樹 氏(山口大学 大学院創成科学研究科)
4.「紫外線による殺菌の最新動向」 / 内藤敬祐 氏(ウシオ電機(株) 光プロセス事業部)
5. 総合討論

藤川氏 後藤氏 山内氏 内藤氏
藤川氏 後藤氏 山内氏 内藤氏

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第54回 研修視察

【開催日】2024年6月14日(金)
【テーマ】「食の多様化・ロングシェルフライフ化対応の研究開発を見る」
-ニチレイフーズ、ライオンハイジーンの研究開発施設の視察-
【内 容】 食の簡便化志向に対応した加工食品や、青果物の一次加工品、いわゆるフレッシュカットの需要増大が継続している。 本研修視察では、冷凍加工食品の研究開発を行っている施設と、フレッシュカットの中でも需要の大きいカット野菜の洗浄を中心とした品質向上技術に取り組む研究開発施設を視察した。
【視察先】(株)ニチレイフーズ
 (株)ニチレイの持株会社体制への移行により、2008年1月5日に設立された。 2023年3月期のニチレイフーズグループ連結で、売上高が275,697百万円、従業員数は11,341人である。 札幌、仙台、大宮、東京、名古屋、大阪、広島、福岡に支社を持ち、冷凍食品・レトルト食品・缶詰・包装氷等の製造・加工並びにこれらの製品の販売に関する事業を行っている。 ニチレイグループが掲げるサステナビリティ基本方針「ニチレイの約束」に則って、サステナビリティの取り組みを進めているほか、経営者と従業員が共に取り組む企業風土改革「ハミダス」活動など、ユニークな活動でも知られる。 本視察では、研究開発を担う部門を訪問し、最新の加工食品製造の研究開発現場を見学する。
ライオンハイジーン(株)
 1982年12月8日、ライオン(株)の全額出資のもとに、食器洗浄機用洗浄剤並びに関連する業務用洗浄剤の製造・販売を目的として設立された。 ビジネスユーザーへ「清潔と衛生」を軸とした独自ソリューションを提供することで、社会課題の解決に貢献することを目指し、食器洗浄機用洗浄剤に加えて、ハンドソープ、手指消毒剤、食品工業用洗浄剤、野菜洗浄剤、さらにオゾンを活用した野菜洗浄・殺菌システムなどを手掛けている。 本視察では、カット野菜の高品質化、日持ち延長などを目指した研究開発現場について見学する。
ニチレイフーズでの聴講風景 ライオンハイジーンでの記念撮影
ニチレイフーズでの聴講風景 ライオンハイジーンでの記念撮影

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