トップページ > 研究例会・研修視察

最近開催したイベント一覧

イベント 当研究会では農産物流通技術に関する最新のトピックを取り上げ、年2回研究例会を開催しています。

2020年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2019年11月29日(金)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『青果物国内市場活性化のための新たな戦略の構築』

1.これからの青果物マーケティング (農研機構 河野恵伸 氏)
2.静岡県産ミカンのブランド化戦略について (静岡県農林技術研究所果樹研究センター 中嶌輝子 氏)
3.世界に市場を広げるゼスプリの販売戦略 (ゼスプリ インターナショナル ジャパン(株) 佐藤真史 氏)
4.消費者の購買意欲を高める流通販売戦略-量販店青果バイヤー経験者の視点で- ((株)創風土 代田 実 氏)
5.総合討論

 青果物はビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、健康に寄与できる食材である。 健康志向が高まっている今日、その需要の増大が期待されるところであるが、国民一人当たりの青果物の消費量は低下傾向が続いている。 さらに、将来的には人口減少に加えて、比較的消費量の多い世代の高齢化などのために、国内市場のさらなる縮小が懸念される。 また、築地市場の豊洲市場への移転に象徴されるように、卸売市場における取引は大きく変化している。 生食用果実においても卸売市場を経由する割合は年々減少傾向で推移し、全体の約6割となっている。 さらに、卸売市場での果実の取引方法も、せり取引が減少し、全体の約9割が相対取引となっている。市場外流通やJA大型直売所も増加し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの店舗数が伸びてきた結果、果実小売業の店舗数は平成14~24年の10年間で半減している。
 そこで、本シンポジウムでは、青果物マーケティングの将来像を見据え、青果物産地のブランド化による販売戦略、世界に市場を拡大する販売戦略、消費者の購買意欲を高める流通販売戦略について議論し、国内青果物市場活性化のための戦略について考え、農産物流通の今後の展望について議論を行った。

河野恵伸 氏 中嶌輝子 氏 佐藤真史 氏 代田 実 氏
河野恵伸 氏 中嶌輝子 氏 佐藤真史 氏 代田 実 氏

これまでに開催したシンポジウム >

第10回研究発表会

【開催日】2019年11月29日(金)
【会場】科学技術館 第一会議室
【発表方法】ショートプレゼン(発表5分/質疑5分)、ポスター発表(50分)

2019-01 [2019-01] キュウリの先端肥大症における内生植物ホルモンの分析
 ○児島清秀・伊藤正剛(新潟大)・田代勇樹(岩手農研セ)・佐藤達雄(茨城大)
2019-02 [2019-02] フィルム包装によるキュウリ先端肥大症の発症軽減
 ○田代勇樹・佐藤春奈(岩手農研セ)・佐藤達雄(茨城大)・児島清秀(新潟大)
2019-03 [2019-03] 環境に配慮したキャベツ栽培における規格外品の加工利用の可能性について
 ○岡部繭子(高崎健康福祉大)・中居美波・志津野匡人・西幸大斗・澤藤雄飛・田中達也・地宗鋼平(信州大)
2019-04 [2019-04] カボチャ果実の長期貯蔵における温度条件の検討
 梅田拓洋・吉田実花・○馬場正(東京農大)
2019-05 [2019-05] 小笠原における「菊池レモン」の大袋包装を用いた常温輸送技術の検討
 ○荒井那由他(東京農総研セ)・天城 賢・尾崎龍人・倉木将史・仲田萌夏・吉田実花・馬場 正(東京農大)
2019-06 [2019-06] MA包装カットキャベツの代謝特性の解析
 ○飯田 礼(千葉大)・西村園子・鍋田 優(ライオンハイジーン(株))・梅原仁美・チプタニンティヤス ドゥルパディ(千葉大)・中村宣貴(農研機構)・椎名武夫(千葉大)

これまでに開催した研究発表会 >

第51回 研修視察

【開催日】2019年6月4日(火)
【テーマ】「豊洲市場と市場衛生検査所を視る」

 2018年10月11日、豊洲市場が開場した。 築地市場は1935年の開場以来、80年以上にわたり東京都中央卸売市場の中核として、都民のみならず国民への安定した生鮮食料品の供給という役割を果たしてきた。 しかし、老朽化、衛生管理上の問題などから解体が決定され、2004年に「豊洲新市場基本計画」が策定された。 豊洲市場開場までには様々な問題が発生し、計画策定から14年の歳月をかけて開場した。
 当研究会では開場時から視察を検討していたが、当会の意向にあった視察実現ができずにいた。
 今回は、市場衛生検査所の視察を兼ね、少人数での受け入れは可能ということで、市場衛生検査所の協力のもと、運営委員の一部での視察を行った

転配送センター内の荷捌き場 水産卸売場1階トラックバース 青果棟長庇(ひさし)のトラックバース
転配送センター内の荷捌き場 水産卸売場1階トラックバース 青果棟長庇(ひさし)のトラックバース

これまでに開催した研修視察 >

第130回 研究例会

【開催日】2018年 5月22日 (火)
【会 場】科学技術館 第三会議室 (東京都千代田区北の丸公園2番1号)
【テーマ】 「鮮度」の新定義と高鮮度実現のための課題

 種々の調査結果で、「鮮度」は、消費者が青果物を購入する際に重要視する項目であることが示されている。 一方で、鮮度に関しては、関係学会等で長年にわたり議論されているものの、その定義は確定しておらず、主観的な尺度で判断されたり、成分含有量の初期値からの減少で表されたりしているのが現状である。 このように「鮮度」の定義は曖昧である。
 そこで、本研究例会では、先端の研究事例や野菜加工の現場での事例などを講演いただき、「鮮度」とは何かを学術的・実用的な観点から議論し、客観的な「鮮度指 標」や農産物流通の現場で求められる鮮度保持を再考する機会とした。 当日は参加者の皆様も含めて、農産物流通における「鮮度」について議論を深めた。

【演題・講演者】
1.鮮度とは / 中野浩平 氏(岐阜大学大学院 連合農学研究科)
2.遺伝子発現で鮮度を測る / 永田雅靖 氏(農研機構 食品研究部門)
3.鮮度管理へのOmics 技術の利用可能性 / 椎名武夫 氏(千葉大学大学院 園芸学研究科)
4.野菜加工事業から見た鮮度 / 藤本幸佳 氏((株)グリーンメッセージ)
総合討論

中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏
中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏

これまでに開催した研究例会 >