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最近のイベント一覧

イベント 当研究会では農産物流通技術に関する最新のトピックを取り上げ、年2回研究例会を開催しています。

第14回研究発表会

【開催日】2023年12月13日 (水)
【会場】科学技術館 第三会議室
【発表形式】口頭発表(発表12分以内、質疑を含めて15分)

2023-01 [2023-01] スイートバジル低温障害に関わる数種酵素活性の品種間差
○野口有里紗(東京農業大学農学部)
2023-02 [2023-02] 異なる分子量のキトサンコーティングによる輸入アボカド果実の成熟遅延
○石間戸洋希1・齋藤修平2・吉田実花2・馬場正2
1東京農業大学大学院農学研究科、2東京農業大学農学部)
2023-03 [2023-03] フィリピン・ベンゲット州産レタス及びキャベツの収穫後損失
○齋藤修平1・石間戸洋希2・安部由香子3・吉田実花1・馬場正1
1東京農業大学農学部、2東京農業大学大学院農学研究科、3東京農業大学教職課程)
2023-04 [2023-04] 異なる波長の紫外線がカットキャベツのアスコルビン酸代謝に及ぼす影響
○八木志文1・梅原仁美2・椎名武夫2
1千葉大学大学院園芸学研究科、2千葉大学大学院園芸学研究院)
2023-05 [2023-05] 各種褐変制御処理がカットアボカドの品質に及ぼす影響
○吉田知世1・梅原仁美2・椎名武夫2
1千葉大学大学院園芸学研究科、2千葉大学大学院園芸学研究院)
2023-06 [2023-06] 農産物流通技術分野の国際学会への参加について
○椎名武夫(千葉大学大学院園芸学研究院)

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2024年度 総会記念シンポジウム

【開催日】2023年12月13日 (水)
【会場】科学技術館 第一会議室
【テーマ】『2050年の農産物の生産流通を考える』

【演題・講演者】
1.有機農業に関する2、3の考察 / 岩元睦夫 氏(前 鹿児島県大隅加工技術研究センター 所長)
2.2050年のフレッシュフードチェーンを大胆予想(仮題) / 佐藤和憲 氏(東京農業大学国際食料情報学部 教授)
3.青果物鮮度評価法の開発と非破壊鮮度評価の展望 / 中野浩平 氏(岐阜大学大学院連合農学研究科 教授)
総合討論

※当日は対面方式に加えて、Zoomによるリアルタイム配信(会員限定)も実施した。

岩元睦夫 氏 佐藤和憲 氏 中野浩平 氏
岩元睦夫 氏 佐藤和憲 氏 中野浩平 氏

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第130回 研究例会

【開催日】2018年 5月22日 (火)
【会 場】科学技術館 第三会議室 (東京都千代田区北の丸公園2番1号)
【テーマ】「鮮度」の新定義と高鮮度実現のための課題

 種々の調査結果で、「鮮度」は、消費者が青果物を購入する際に重要視する項目であることが示されている。 一方で、鮮度に関しては、関係学会等で長年にわたり議論されているものの、その定義は確定しておらず、主観的な尺度で判断されたり、成分含有量の初期値からの減少で表されたりしているのが現状である。 このように「鮮度」の定義は曖昧である。
 そこで、本研究例会では、先端の研究事例や野菜加工の現場での事例などを講演いただき、「鮮度」とは何かを学術的・実用的な観点から議論し、客観的な「鮮度指 標」や農産物流通の現場で求められる鮮度保持を再考する機会とした。 当日は参加者の皆様も含めて、農産物流通における「鮮度」について議論を深めた。

【演題・講演者】
1.鮮度とは / 中野浩平 氏(岐阜大学大学院 連合農学研究科)
2.遺伝子発現で鮮度を測る / 永田雅靖 氏(農研機構 食品研究部門)
3.鮮度管理へのOmics 技術の利用可能性 / 椎名武夫 氏(千葉大学大学院 園芸学研究科)
4.野菜加工事業から見た鮮度 / 藤本幸佳 氏((株)グリーンメッセージ)
総合討論

中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏
中野氏 永田氏 椎名氏 藤本氏

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第54回 研修視察

【開催日】2024年6月14日(金)
【テーマ】「食の多様化・ロングシェルフライフ化対応の研究開発を見る」
-ニチレイフーズ、ライオンハイジーンの研究開発施設の視察-
【内 容】 食の簡便化志向に対応した加工食品や、青果物の一次加工品、いわゆるフレッシュカットの需要増大が継続している。 本研修視察では、冷凍加工食品の研究開発を行っている施設と、フレッシュカットの中でも需要の大きいカット野菜の洗浄を中心とした品質向上技術に取り組む研究開発施設を視察した。
【視察先】(株)ニチレイフーズ
 (株)ニチレイの持株会社体制への移行により、2008年1月5日に設立された。 2023年3月期のニチレイフーズグループ連結で、売上高が275,697百万円、従業員数は11,341人である。 札幌、仙台、大宮、東京、名古屋、大阪、広島、福岡に支社を持ち、冷凍食品・レトルト食品・缶詰・包装氷等の製造・加工並びにこれらの製品の販売に関する事業を行っている。 ニチレイグループが掲げるサステナビリティ基本方針「ニチレイの約束」に則って、サステナビリティの取り組みを進めているほか、経営者と従業員が共に取り組む企業風土改革「ハミダス」活動など、ユニークな活動でも知られる。 本視察では、研究開発を担う部門を訪問し、最新の加工食品製造の研究開発現場を見学する。
ライオンハイジーン(株)
 1982年12月8日、ライオン(株)の全額出資のもとに、食器洗浄機用洗浄剤並びに関連する業務用洗浄剤の製造・販売を目的として設立された。 ビジネスユーザーへ「清潔と衛生」を軸とした独自ソリューションを提供することで、社会課題の解決に貢献することを目指し、食器洗浄機用洗浄剤に加えて、ハンドソープ、手指消毒剤、食品工業用洗浄剤、野菜洗浄剤、さらにオゾンを活用した野菜洗浄・殺菌システムなどを手掛けている。 本視察では、カット野菜の高品質化、日持ち延長などを目指した研究開発現場について見学する。
ニチレイフーズでの聴講風景 ライオンハイジーンでの記念撮影
ニチレイフーズでの聴講風景 ライオンハイジーンでの記念撮影

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